Akasaka Voice Health Center

— history & profile —

はじめまして。
当サイトをご訪問いただき、ありがとうございます。

ここでは、Akasaka Voice Health Centerの成り立ちについて、少しご紹介します。

Akasaka Voice Health Centerは、”声の不調で困っている方々の力になりたい” というシンプルな思いから、立ち上がりました。

人生には等しく様々なお天気模様がありますが ――――
私自身も30年間演奏業を営む中には様々、いろんな風景の中を歩ませていただきました。

2006年からは声の不調とお付き合いしながら、また、それを伏せながら演奏活動を続けて参りました。
受診するため、また発声法を学び直すために渡欧を重ね、試行錯誤・遣繰の日々は8年に及びました。その後、原因が特定されたことから手術適応となり、8回の手術・リハビリを経て、ようやく自分本来の表現が可能となる声帯を取り戻すに至ったという経緯があります。
これらの経験から、声での表現を仕事としている方々の不調に対し、的確な診断と治療を行う医療機関の設立を願うようになりました。

また同時に、先天性変形股関節症や脳脊髄液減少症(漏出症)など、複数の病との共生、工夫しながらの演奏活動でもあったことから、それら実演経験から生まれたノウハウや知り得た情報、特に自律神経と声のコンディショニングに関することを、ジャンルや垣根を超えて、必要に迫られた方にお届けできたら・・という思いが生まれました。

縁相俟り、2016年に赤坂にて「声のクリニック」を、職業歌手の診療を多く行う医師の一人で主治医でもあった駒澤大吾医師と共に設立。
同時に、「Akasaka Voice Health Center」を創設し、研究・アウトリーチ活動を開始。2023年2月に合同会社Akasaka Voice Health Centerを設立する運びとなりました。
まだまだ小さな歩みではありますが、演奏家としての舞台経験と医学的見地に裏付けされた情報に合わせ、漢方養生指導とマインドフルネス瞑想・ヨガ、コーチングを取り入れたセッションでは、術後の発声訓練のほか、様々な声の不調の悩む方々の回復に尽力しています。


世界に一つしか存在しない様々な「人の声」の可能性とその養生に魅了され、心のままに演奏活動を一段落。そして、いつしか ”声のセラピスト” と呼ばれるようになりました。
その毎日は思いがけないことに、音楽の表出と同様あるいはそれ以上に創造的で、想像性に満ちていることを知りました。
そして、それもまた等しく変化・変容を辿っては、新しいご縁を紡いでいくことでしょう。

一期一会のこの”時”を味わい尽くしつつ、声と向き合う皆さまに寄り添うことができましたら幸いです。
そして循環の一葉を楽しみたいと思います。

______2023.05.01

Akasaka Voice Health Center LLC
代表 駒澤美和子

Vocal Therapist
(Vocal Instructor and Vocal Health Advisor)
- 声のクリニック赤坂 副代表・マネージングディレクター
- 日本漢方養生学協会会員 漢方養生指導士
- 一般社団法人マインドフルネス瞑想協会 認定講師

私たちがお手伝いできること

— service —

カウンセリング・ヒアリングを行い、個々の声の悩み・状態に応じた改善プログラムをご提案します。

医学的見地に基づいたハビリテーションおよび実演経験から着想を得たヴォイストレーニングに繋げます。

漢方理論をもとに未病や不定愁訴の改善といった、身体全体に対する包括的なアプローチから声の調子の向上を図ります。

いわゆる機能性発声障害の症状に対しては、発声メソッドに加え、マインドフルネス瞑想の実践でストレス低減を図ります。多くのエビデンスがあるマインドフルネスプログラムにより得られるEQ(心の知能指数)の向上は、そのままパフォーマンスや創作活動の向上へと繋がり、不調のサイクルから新たな一歩へと導くことが期待されます。

ボディワークの中には、マインドフルネスヨガも取り入れています。呼吸(ブレス)は、何より発声の基本です。自らの体に注意を向け、呼吸を感じる能力を高めていくことは、マインドの変化だけでなく発声テクニックの向上に直結します。

個人セッションのほか、音声専門医によるレクチャー・講演会も主催しております。ボイストレーナーや声楽指導員など、インストラクター業の方々に向けた内容で開催しておりますが、ご要望に応じ内容をアレンジいたしますのでご相談ください。

クライアント様のお声

— review —

自分は曲を作り歌う仕事をしています。好きが重なりここまでやってきましたが、無理が祟ったのか去年夏頃から体調を大きく崩してしまいました。仕事やチームに迷惑をかけられないプレッシャーと早く治したいの一心で付け焼き刃の策をあれこれ講じましたが一向に治る気配はありませんでした。
そんな時、美和子先生と出会いました。
心がひどく疲弊していた自分にとって先生の優しく温かな声は、初めて本当の意味で自分自身と向き合う方法を教えてくれました。
それからは心も身体も日に日に良くなり仕事も楽しさが増しています。
自分の病の根源は一番シンプルな場所にありました。
僕みたいな方は沢山いると思います。
様々な事に目移りする時代ですが、まずは自分が自分を一番知る。
全てはそこから始まる気がしています。

____________30代・男性




レッスン室の扉を開けると、壁一面の広い窓から、樹木の梢がそよぐ景色が現れ、都心とは思えない開放的な環境に驚きます。
とても心地よい音響空間で、国際的に長年活躍なさっていらっしゃる美和子先生からご指導頂けるのは、夢の様な時間です。
喉の解剖模型でどの部分を意識すれば良いかをご説明下さったり、バランスボールやトレーニング器具などを用いたり、ヨガを取り入れて下さったり、具体的で、理解しやすい、的確な方法で改善の方向に導いて下さり、感謝で一杯です。
何より、ため息が出るような先生の美しいお声を間近で拝聴出来る事は貴重な体験です。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

____________60代・女性




症状の件、お話を聞いていただけて、その上で改善方法をいろいろとご指導くださり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
また、先日の故障以来素直に声が出なくなったことに焦りばかり感じてきましたが、本当に久しぶりに、自然に声が出る瞬間を実感できました。
ご指導いただいた内容を思い出しつつ、本番復帰に向けて少しずつ合わせなど参加しておりますが破綻もなく痛みや疲れもありません。
本当に感謝しております。

____________30代・男性




私は音楽大学・大学院で声楽を学び、30余年歌ってきました。
しかし、年齢を重ねるにつれ、すぐ声が疲れるようになってきました。
具体的には、30分歌うと声がかすれてしまう状態でした。
また、特定の音程・母音になると声帯がうまく合わさらず
息もれを感じるようにもなっていました。
この症状に対して、声のクリニック赤坂を受診したことがきっかけとなり
美和子先生のセッションで、発声の面からアプローチして
声を治していくこととなりました。

美和子先生のセッションでまず驚かされたのが、どんなに細かい質問に対しても
まったく迷いなく、対応策を講じてくださることです。
そして、天から舞い降りてきたような美しい声で
全てにお手本を示してくださいます。

セッションを受けて三回目になりますが、小一時間歌っても
声が嗄れなくなり、疑問に感じていたことも
かなり、迷わず体が動かせるようになってきました。


見えない部分を動かしていく声楽は、抽象的な指導になりがちだと
思いますが、美和子先生のセッションはとても具体的で
出した声で、舌の位置まで分かっておられ、舌の位置を直してくださったり
お腹や息の使い方も、強弱や音型に応じて提示してくださったり
大変わかりやすいものでした。

鼻腔、口腔の模型を示してくださりながら、医学的にも根拠のある
ご指導なので、安心してセッションを受けることができます。


どこまで、先生の教えを受け取れるかわかりませんが
自分なりに近づけるように、努力していきたいと思います。

____________50代・女性




私は20年余り歌うことを生業としてきましたが、50代を目前に声帯ポリープの手術を受けることになり、改めて自分の「声」と真剣に向き合わざるを得なくなりました。そんな折、手術でもお世話になった駒澤大吾先生にご紹介いただき、治療とは別に、美和子先生のセッションに伺うことになりました。


先生は私の発声の改善点を的確に指摘してくださり、自らお手本を示しながら、非常に分かりやすく解説してくださいます。私は初めてのセッションから自分の声が良い方向に変わる可能性を実感することができました。


私はこれまで「歌う際の舌と横隔膜の使い方」について正確に理解できていない部分がありましたが、先生にご指導いただいたことを実践したところ、苦手意識のあった音域(中低音)の声が出しやすくなりました。先生が教えてくださることは歌うことの本質を捉えており、どのようなジャンルの歌にも活かせるものだと感じております。


先生のセッションは声の悩みを解決するだけではなく、新たな自分の「声」を発見する喜びや歌うことの楽しさを思い出させてくれます。これからもセッションを通して多くのことを学ばせていただきたいと思います。

____________40代・男性


提携・協力機関

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