ニヤニヤすることを
2024.04.01
歌の先生に「頬骨あげて」とアドバイスされた経験、きっと多くの方がお持ちなのではと思います。
歌の響きが曇って聞こえる時、ピッチが下がって聞こえる時、
ニコニコするように頬骨を上げると・・あら不思議、ちょっと変化しますよね。
これ、皆さんは何故だと思いますか?
試しに今、実験・観察してみてください。
この画面に向かって嬉しいことを思い出し、頬骨をあげてニコリ!
・・・この時の「舌」の様子と、
逆に、最近味わったストレス、ガッカリしたことを思い出していただき、
ゲッソリした表情を作った時の、舌の様子。
形や位置、テンションにどんな違いがありましたか?
私は、そこに答えがあると思っています。
セッションでこの観察をしていただくと、
皆さん、頬骨をあげていた方が舌が上がり、硬口蓋・軟口蓋との間が狭くなっています。
この舌の状態、口の中の様子に、声を響かせたり安定させたりする秘訣があるのです。
この続きは、また今度にするとして、
日々、思わずニヤニヤすることを見つけること、何にニヤニヤするのか気づくこと。
それは、声の健康のためにも、そして、セルフコンパッションにもなりますね。
「今の自分」を幸せにすることにも尽力しましょ。